水仙を活ける

一年という時間の中で、水仙を触れる時期は、とてもわずかしかなくて。


初めて水仙をいけたときの、この花材、苦手だし、作品として成立させられる日が

くるはずもないって思った記憶が、水仙を見るたびに思い起こされます。


そんな苦手意識を克服しよう!って、思えた自分を振り返ると、

何かしらの悔しさを、克服のエネルギーに変換させていた気がします。


目には目を。 的な思考ではなく。


別のエネルギーに変換させて、負の気持ちを昇華させる。


華道(花道)って、素敵だなって思うわけです。


そしてまた一つ、気持ちを消化することで、昇華させられた気がします。


今までで一番素敵に活けられた水仙です。 


巡り合いに感謝。

いけばな心月  一宮校

いけばなをしていると、いつの間にか夢中になって植物に触っている自分に、気づくことになります。そして、その時間こそが、自分自身を癒し、成長させてくれる貴重な時間になっていることを知ることになっていきます。

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