講師の紹介

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 17歳からいけばなを始めた、蜷川栗芳です。

 最近になって、いけばなを活けているときの集中した時間は、精神のゆがみを整えてくれる時間になっていると、気づくようになりました。日常生活の中で、つらく落ち込んだり、嬉しさのあまりに興奮しすぎてしまったり、様々な抑揚で乱れてしまった心のリズムを、いけばなを活けているときの集中した時間が、スッキリと整えてくれることに気付いた時、いけばなを活けて自分自身が楽しむだけではなく、教え伝えていこうと思うようになりました。

 プランターに咲いた花を、小さくてもいいから、人に見てもらうために丁寧に活けてみようとすると、あっという間に30分が経過します。わずか30分という時間であっても、この集中した時間は、頭の中をスッキリさせてくれます。仕事に追われる日々を送っている人こそ、いけばなを覚えていただきたい。是非、いけばなを活用していただきたい。

 男性でも女性でも、初心者、未経験者大歓迎ですよ!

 堅苦しそうな文章を連ねてしまいましたが、私がいけばなを習うきっかけになったのは、「ガサツな立ち居振る舞いをなんとかできないものか」という母からの、半強制的な指令でした。そんな母の祈りが天に届くことはなかったようで、電動ドリルや、ノコギリを使いこなすルートに乗っかっていくことになり、現在に至ります。一番大切なのは、自分自身が楽しめているのか、これに尽きると思っています。

いけばなを通して、あなた自身の楽しみ方を見つけていただけたら、嬉しいです。

こういったことに対して、お手伝いができたら、私にとっても、幸せなことだと思うんです。

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