風を活ける。

いけばなの作品に、空気感を盛り込む。その2。

今回は、春の嵐のような強い風を表現することに挑戦。


目に見えないものを、どう表現し、感じ取ってもらうか。

すごく面白い視点だと思うですよね。



新芽がでてくると、これだけ枝を撓めすことはできないんだけどね。

水揚げが悪くなるから、新芽が萎れてしまう。


風の流れを表現したいときは、撓めしやすい枝、水揚げの心配がない枝を

選んで活ける必要がでてくるよ。


でも、自在に撓めすことが出来るようになったら、

活け手にとって、めっちゃ楽しい表現の仕方だと思う。

#八代流 #はちだいりゅう #風を活ける #蜷川栗芳

いけばな  八代流  (一宮校)

いけばなをしていると、いつの間にか夢中になって植物に触っている自分に、気づくことになります。そして、その時間こそが、自分自身を癒し、成長させてくれる貴重な時間になっていることを知ることになっていきます。

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