杜若を活ける。

5月の初旬に、丈のある杜若が手に入るとは思っていなかったから、久しぶりに興奮。

愛知県内の市場に、地元の杜若が出回る時期が、本当に短くなってきていて、

大きく活けるという、名古屋特有の文化が消え去っていくのではないか、という懸念さえ感じてしまう昨今なのです。


年間を通じて、安定した活けやすさを考えると、京都の杜若園芸さんで入手する方法が

一番いいのかな、とは感じていますけどね。


ってことで、手に入るときに、触らないと、いつ触れるかわからないっていう状況になって

きたので、早速弄ってみました。


杜若の状態は、こんな感じです。


水ごきをして、葉組みをしましたが、5月初旬の葉の薄さに対する考慮が足らず、

ヨレヨレになってしまった部分は、反省しとります。はい。

いけばな  八代流  (一宮校)

いけばなをしていると、いつの間にか夢中になって植物に触っている自分に、気づくことになります。そして、その時間こそが、自分自身を癒し、成長させてくれる貴重な時間になっていることを知ることになっていきます。

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