カイハリ

江戸時代に流行りだした生け花の、お生花(格花)主流は、5体活けでした。

その頃の、花器に活けるときの枝の固定方法は、竹を用いるものが主流でした。


時が流れるにつれ、5体活けから3体活け生まれ、様々な知恵が生まれていきました。

そして、マタギが生まれ、ヤゲンが生まれていったわけです。


人の持っている美的感覚の追求って、とどまることを知らないなって思います。

欲望という業なのか。向上心という業なのか。


いずれにしろ、止まってしまえば、衰退が待っているだけなのですが。



そんなこんなで、八代流は、5体活けをする流派です。

お生花の固定方法は、カイハリが主体となっています。

カイハリは、主に竹で作りますが、竹がなければ、残った花材を切って

花器のサイズに合わせて作ります。




画像貼っておきます。ご参考になれば、幸いです。


いけばな  八代流  (一宮校)

いけばなをしていると、いつの間にか夢中になって植物に触っている自分に、気づくことになります。そして、その時間こそが、自分自身を癒し、成長させてくれる貴重な時間になっていることを知ることになっていきます。

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